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2015年2月13日 (金)

ヤマドリのゆめ 赤胴、響く

  日が昇り始め薄明るくなると僕はいつもの水場に下った。

そして岩に登りまた一時を過ごした。
今日も暖かな穏やかな日になりそうだ。何か良いことがあるかな?
そんな風に考えながら沢を少し登ってから尾根に向かった。途中に日が入り込む
場所がある。僕は朝陽で体を温めながら首から胸の羽を立て体を膨らませた。
そして首を高く伸ばし大きく母衣打ちした。その姿は赤胴を着けた剣士が静寂の中に
スポットライトを浴びているようだった。しばらく耳を澄ませ、また母衣打ちをした。
耳を澄ませるが何も返っては来なかった。
頭の上から首、胸にかけて立てた羽をシュッと戻し、尾根に向かいながら
餌を探すことにした。
尾根に着くともう太陽は真上を過ぎていた。
日当たりの良いところを探し少し休んだ。そして昨日の夢の続きを見た。

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