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2015年8月 4日 (火)

カイシャク

庭の百日紅が早くも咲き終わり、沙羅の花が咲く準備をしている。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

盛者必衰の理
いつの世もこの繰り返しだ。
気付かないくらい少しずつ方角がずれたまま進んでいくと
180度向きが変わってしまう。
遠くの異朝をとぶらえば、普の趙高、漢の王莽、梁の周伊、唐の禄山、これらは皆、旧主先皇の政にも従はず、楽しみを極め、諫めをも思ひ入れず、天下の乱れんことを悟らずして、民間の愁ふるところを知らざつしかば、久しからずして、亡じにし者どもなり。
近く本朝をうかがふに、承平の将門、天慶の純友、康和の義親、平治の信頼、これらはおごれる心もたけきことも、皆とりどりにこそありしかども、間近くは六波羅の入道前太政大臣平朝臣清盛公と申しし人のありさま、伝え承るこそ、心も詞も及ばれね。
北極星は見えているのだろうか?
言うことがその都度変わっては堪らない!
君子豹変は意味違うから。
間違っても手のひらを返すことがないことを願う。
                                                                                                            平家物語引用

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